手土産の渡し方

手土産は丁寧なあいさつをしたあとで

お中元やお歳暮などの贈り物は、今では宅配便でお送りすることが通常となりつつあります。しかし、土産や大切な方への贈り物は対面でお渡しして気持ちを伝えたいものです。ここでは、贈答の作法について解説します。

- 部屋のすみか下座にすわる。座布団は敷かないで荷物は自分の横に下座側におく。

- 「本日はお忙しいところ、お伺いいたしまして・・・」などと、あいさつをする。おじぎは深く丁寧に。

- あいさつが済んでから手土産をふろしきや紙袋からとり出す。ふろしきの場合は手早くたたむ。紙袋ごと渡すのはNG。

- 手土産は相手側から見て正面になるような向きにして、必ず両手で畳の上をすべらせるように差し出す。